もうすぐやってくる「警備業の繁忙期」について
2023年11月6日
もうすぐやってくる「警備業の繁忙期」についてと題して、当社を含めた警備業界共通の繁忙期である「年末・年度末」に関する話題や、この時期の仕事で重要なポイント、大まかな流れなど詳しく解説していこうと思います。
では、早速最初のセクションから行ってみましょう!
■具体的に「警備業の繁忙期」はいつになる?
あらためて、当社をはじめとする警備業の「繁忙期」が、厳密にどんな時期化について解説していくのですが、まず知っておくべきは「警備業と建設業の密接な関係性」です。
さまざまな警備会社が従事している「交通誘導警備」ですが、その現場のほとんどが「建設現場・工事現場」となっているのは、すでにごぞんじの方も多いでしょう。(「商業施設などの駐車場」などのケースも有り)
当社サイトでも、この「交通誘導警備」は『建築・土木工事などにおいて、現場での機材、資材の搬入・搬出時の一般通行者及び作業員の安全確保を行うと共に、車両誘導作業及び管理、警備などの工事終了まで安全かつ安心して工事がスムーズに進行するようにサポートします』(『』部分は当社サイトからの引用)とご紹介しています。
基本的には「建設・工事現場ある所、交通誘導警備あり」という状況ですので、お互いの関係性など「深くて当然」なのです。
この前提を踏まえた上で話を続けると、かつて建設業などでの勤務経験を持つ方をはじめ、全く業界との接点を持たない方でも「年末になると何かと工事が増える」という話を聞いたことがある方は多いはずです。
こうして「工事が増える=交通誘導警備の現場が増える」という要素が加われば、おのずと「警備業における繁忙期」が絞れます。
少し回りくどい説明となってしまいましたが、厳密に言うならば、警備業における「繁忙期」は、ズバリ「年末・年度末の時期」なのです。
また「交通誘導警備」に限らず、商業施設の駐車場が普段より混雑するのも、イベントの機会がグッと増えるのも、普段はガラガラの道路が恐ろしいぐらいに混み合うのも、全て「年末」の時期であるため、そこから時期を予想できた方もいらっしゃるはずですね。
この他にも、当ブログの過去回では「年末の繁忙期」に関する話題をいくつかご紹介していますので、興味が湧いた方は以下のリンクからご覧ください。
■未経験者が「繁忙期」を上手に切り抜けるポイントとは?
では、業界未経験の方がこれから「新人研修」を終えた後、「繁忙期」の現場を上手に切り抜けるには、一体どうすれば良いのでしょうか?
より具体的なアドバイスはいくつか考えられますが、最も重要となるのは「しっかりと新人研修で学んだことを理解し、正確に実践できるようにする」という点でしょう。
また上記に関連して「焦ってスピーディにやろうとしてもミスにつながるだけなので、冷静に落ち着くことを最優先する」という点も頭に入れておくと良いと思います。
初心者が上記のアドバイスを完璧に実践するのはまず不可能でしょうが、それでも最悪「焦ってパニックになっている状態」を少しでも回避できるのであれば、それに越したことはありません。
加えて、必要な動きや仕事のフローが十分に体に入っていない新人の段階では、より早く動作をしようとするよりも「時間を掛けてできるだけ正確な動き」を心がけた方が、結果的に「作業・動作のスピードアップ」につながるでしょう。
まだカーレースの歴史が浅い頃、かなり頻度で優勝していた「とあるドライバー」は、参加しているメンバーの中で一番持ちタイムが遅かったそうなのですが、いざ本番となると正確で精度の高い走りであったために、ミスやクラッシュなどのトラブルとは無縁で、結果的に「最速」だったという話があります。
同様に現場や本番では「いかにミスを回避するか」の方がはるかに重要ですので、まずは「正確な作業・動作に重きをおいた動き」を実践していくようにしましょう。
■逆に「繁忙期」を利用してスキルアップを果たす!
逆に、少々のことでは動じないメンタルの強さを持っている方、自信のある方は「繁忙期を利用してスキルアップを実現する!」といった気持ちで仕事に向き合うべきです。
改めて「繁忙期とはどんな時期か?」を考えてみましょう。
読んで字のごとく「繁雑(はんざつ・ごちゃごちゃしている様子を指す)で忙しい時期」という答えを思い浮かべた方もいらっしゃると思います。
仕事の現場において「ごちゃごちゃしていて忙しい」という状態は、言い換えれば「ひとつひとつの細かな仕事をする機会が普段に比べて多い」と表現することもできます。
ここまで言えばピンときた方も多いでしょうが、この「繁忙期」は、普段に比べて「覚えるべき仕事を何度も実践し、身体に染み込ませる」のに最適な時期、とも考えられるのです。
以下には、上記の他にも「繁忙期を利用してスキルアップを果たす考え方」をいくつかご紹介してみました。
【経験の少ない人が繁忙期に頑張って働いている姿は、周囲の共感につながりやすい】
当然ながら「繁忙期」は、従事する企業や職場のリソースの大半を投入しなければ乗り切れない時期であり、新人だけでなくベテランスタッフも「真面目に取り組んでいる」ため、自分たちと同様、またはそれ以上に頑張っている人に対して自然と「味方・仲間意識」を感じるようになります。
そして、その共感は巡り巡って「自身への評価」とつながりやすくなるため、企業や職場における「自身のポジション」を確立することに役立つでしょう。
【繁忙期を乗り越えた先の成長が期待できる】
また、そんな「繁忙期」を乗り越えた未来には、さまざまな「ご褒美」がついて回るものですが、それらはお金などの目に見える「ご褒美」ではなく、目に見えにくい「成長」であることがほとんどです。
もちろんこの「成長」は、スキルアップに限らず「人間的なもの」である場合も多いので、仕事だけでなくさまざまな所で発揮されるようになるでしょう。
■実はピンチではなくチャンス?「繁忙期」の重要性とは?
最後は、先程の内容とも関連性のある話題をご紹介して、記事の締めに代えさせていただきましょう。
当社のような警備業界には、これまでご紹介してきた通り、明確な「繁忙期」がありますが、一年一年このような時期が来ることには「仕事にメリハリが生まれる」というメリットもあります。
また警備業においては、この「繁忙期」によって冒頭でも触れた、非常に関連性の深い業界である「建設業界」をはじめ、さまざまな分野・業界の様子を知る・把握するバロメーターにもなっています。
そして、これら「繁忙期」によって「警備業界が盛り上がっている」という印象・イメージが広まれば、さらなる依頼やより多くのスタッフを集める結果にもつながるため、非常に重要な時期として考えているのです。
■まとめ:2023 年繁忙期はすぐそこに!グリーン警備保障の仕事をはじめよう!
さて、皆さん、今回のもうすぐやってくる「警備業の繁忙期」については、いかがでしたか?
警備の仕事に限らず、どんな業界でもたいてい「繁忙期」というものがありますが、密接な関係性を持つ建築業界と同様に、我が警備業界も「年末・年度末」がそれにあたります。
特に、現在未経験の皆さんは『なってから慌てない』ことが大切となりますが、あらかじめ当ブログで詳細を把握しておけば、そんな事態を回避する可能性がググッと上がるかも?
当記事をきっかけにお仕事が気になった方は、未経験者でも働きやすい、グリーン警備保障へのご応募を検討してみてはいかがでしょうか?