やっぱり交通誘導警備の仕事には「体力」が不可欠?
2023年11月6日
今回の記事では、やっぱり交通誘導警備の仕事には「体力」が不可欠?と題して未経験に方が仕事をはじめる上で、おそらく判断基準のひとつにしているであろう「体力の有無」に関する話題や内情、体力がある人のメリットなど詳しく解説していこうと思います。
では、早速最初のセクションから行ってみましょう!
■警備の仕事で「体力」が必要とされるシチュエーションとは?
あくまで「体力があると有利」という点が前提の話題となります。さまざまな種類のある警備の仕事の中から今回のキーワードである「体力が必要なシチュエーション」をいくつかご紹介していきましょう。
いくつか箇条書きにまとめると、以下のようになります。
【「夜勤」をメインに働く場合】
「警備業の代表的なイメージ」として挙げられることも多い「夜勤」ですが、睡眠サイクルに大きな影響を与え、人によっては体調を崩すこともありうるため、仕事をする上である程度の体力が必要とされるでしょう。
ただ、ここで言う「体力」は、一般的に「体力」を指している「スタミナ」よりも、どちらかと言えば「回復力」を指しているため、疲れが抜けやすく回復しやすい方や若い世代の方々であれば、少々不足していても十分カバーできるはずです。
【交通誘導や交通規制、イベント警備など「立ちっぱなし」になる場合】
当社のメイン業務となる「交通誘導警備」はもちろん、野外イベントなどの「イベント警備」など多くのお客様が来場する現場の場合、業務中は「立ちっぱなし」となるケースがほとんどであるため、このようなシチュエーションでも基本的に体力が要求されます。
またここで言う「体力」は、前述した「回復力」の他にも「筋持久力」や俗に言う「スタミナ」などの要素を含んだ形となっています
【車両や歩行者の誘導・安全管理など、より「集中力」が求められる場合】
「交通誘導警備」業務の一つである「建設・工事現場付近の路上や商業施設の駐車場」では、車両や歩行者の安全確保など、動きは少なくとも集中力の持続を求められるため、このシチュエーションも体力がある方が有利に仕事を進められるでしょう。
医学的にも「体力がない人は全般的に集中力を切らしやすい」とのデータなどもあり、このシチュエーションでもある程度、体力があった方が有利になると考えられます。
■警備の仕事には「体力がない人」へのメリット・役割もある?
とはいえ、あまり広く知られてはいませんが、実は「警備の仕事」には、一部に「体力がない人へのメリット・体力のない人に向いた役割」もあります。
早速、いつもの箇条書きで書き出すと、以下のようになります。
【細やかな観察力に優れる】
体力に自信がない人は、肉体的なアクションに頼ることが難しいかもしれませんが、その分、環境や人々の動きを細やかに観察する能力が養われることがあります。
【コミュニケーション能力】
体力を活かす作業よりも、人とのコミュニケーションを重視することで歩行者、現場関係者など他の警備スタッフとの連携を円滑にできます。
【技術的なスキルに優れるケースも】
体力がない人は、優れた技術的スキルや知識を身につけることで警備業に貢献するケースも少なくありません。
【冷静な判断力】
冷静に状況を判断する能力が求められるシーンもあります。特に緊急時やトラブル時には、冷静な判断が重要です。
【戦略的思考】
体力的な部分ではなく、戦略的な観点から警備計画を立てることができるかもしれません。例えば、どのエリアをどのように警備するか、どの時間帯にどのような配置をするかなど、全体の警備計画を考えることができる。
【専門知識で勝負!】
体力がないからといって、警備業に関する専門的な知識や技術を持っていないわけではありません。その知識を活かして、業務の質を向上させることができます。
【柔軟性】
体力的な部分に固執しないことで、新しい方法や技術を取り入れる柔軟性を持つことができるかもしれません。
■求められるのは「持久力と集中力」?
前述のように、日本語における「体力」という言葉の中には、実は「それぞれ違った意味を持つ複数の言葉が内包されている」と考えられますが、警備の仕事においては、その中でも「持久力と集中力」が求められることが多い、と言えます。
実例を挙げるなら、
・優れた持久力で長時間の作業や仕事にも耐えられる
・長時間の作業や仕事においても、集中の糸を切らさず、精度が高い
両方とも、シンプルに「体力がある」という言葉で表現されることがかなり多いはずです。
逆に、警備の仕事で「体力が必要」と言われるシチュエーションでは、ほとんどの場合で「持久力・集中力のどちらか、あるいは両方」を指している、と言っても決して過言ではないでしょう。
■現場デビューしてから体力を高めても十分間に合う?
最後のセクションでは、体力に自信がないままに現場デビューを迎えても良いのだろうか?とお考えの皆さんに、知っておいて欲しいお話をいくつかご案内します。
結論から言えば「個人差こそありますが、新人研修を終えて、めでたく現場デビューとなってから体力を鍛えても決して遅くはない」と考えて良いでしょう。
とはいえ、理由もないままにそう言われても、信用できない方もいらっしゃるでしょうが、少なくとも「新人研修を終えた時点で、警備の仕事における必要最低限の体力を備えている」と判断できますのでご安心ください。
ただ、デビュー以降もずっとそのままでは、警備の仕事を続けていく上で、色々と支障が出てきてしまうかもしれませんので、体力を高めるべき理由を箇条書きでご紹介してみましょう。
【長いキャリアの保持】
体力を維持・向上させることで、長く警備の仕事に従事することが可能となりますが、少しでも体力の衰えを遅らせることができれば、ある程度年齢を重ねても仕事を続けられる可能性が高まります。
【日常の業務の質向上】
良好な体力は、あなたが今後、日常の業務をより効率的に、また安全に行うための基盤となってくれます。
疲れにくい体質に変われば、長時間のシフトでも高いパフォーマンスを維持できる可能性が高まりますし、長期的に安定した収入を得ることにもつながります。
【急な状況変化への対応】
警備の仕事は予期せぬ状況に遭遇することも多々あります。
そのような「突然のトラブルや緊急事態」に迅速に対応するためには、日常的に体を鍛えておくことは有利に働きます。
【健康の維持】
体を鍛えることは、警備の仕事上だけでなく、心臓や筋肉、骨などの健康を維持するためにも重要です。
健康な体は、病気のリスクを低減させ、日常の生活の質を高めることができます。
【メンタルの強化】
体力の向上はメンタルの強さや集中力の維持にも大いに関係しています。
適度な運動を日常的に行うことで、ストレスの軽減や気分の向上、集中力のア
ップなどの効果があります。
この他にも、当ブログの過去回では「体力づくり」に関する話題をいくつかご紹介していますので、興味が湧いた方は以下のリンクからご覧ください。
■まとめ:体力の有無はあまり関係ない?グリーン警備保障の仕事をはじめよう!
さて、皆さん、今回のやっぱり警備の仕事には「体力」が不可欠?は、いかがでしたか?
外から見れば過酷な環境に見えうる警備の仕事ですが、実は年齢をある程度重ねた方でも活躍のチャンスがありますので、実際の所、体力の有無はそれほど大きなファクターではなかったりもします。
当記事をきっかけにグリーン警備保障のお仕事が気になった方は、未経験者でも働きやすい、グリーン警備保障へのご応募を検討してみてはいかがでしょうか?