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【徹底解説】警備の仕事の大敵?「雨」が降ったらどうするの?

2020年7月10日

 

■雨は“やる・やらない”だけの話ではありません

 

グリーン警備のお仕事は屋外で行うことも多く、天候に左右されることもあります。なかでも雨は、視界・路面・音・注意力に同時多発的な負荷をかけるため、ただの「濡れる不快さ」を超えて、安全と品質にダイレクトに響く条件です。

とはいえ、雨が降ったら必ず業務がなくなるわけではありません。工事やイベントの実施可否・中止判断・再開判断は関係者の協議で下され、その間に警備は「安全を切らさない時間」をつなぎます。

 

本記事では、雨天時の現場判断の基本、想定される運用、給料の扱い、装備と所作の勘どころまで、初めての方にも分かりやすく整理します。まず前提として、気象庁が定める「雨の強さ」の目安を押さえておくと、現場コミュニケーションの共通言語になります。

 

出典:気象庁「雨の強さと降り方」

 

 

■交通誘導警備は“天候とリスクのマネジメント”

 

グリーン警備の仕事の中でもメインとなる交通誘導警備は、道路工事・建設現場・駐車場・イベント会場など、雨天でも中止にならない環境が多く含まれます。

中止にならない=「いつも通り」ではなく、雨によるリスクの増幅に合わせて、装備の選択(レインウエア・防滑靴・反射材強化・防水ライト・予備手袋)や、合図の見え方(点灯/点滅・振り幅・一拍停止)を再設計します。

 

また、立ち位置と退避ラインをいつも以上に厳密にとり、バック誘導や狭隘部では死角に入らない距離基準を守ることが要です。土木工事の安全施工では、気象条件の変化に応じた作業中止や方法変更を含めたマネジメントが技術指針として示されています。警備側も同様に「状況が変わればやり方を変える」が基準です。

 

出典:国土交通省「土木工事安全施工技術指針」

 

 

■雨が降ったとき、現場では実際にどう動く?

 

もし交通誘導の現場で雨が降った際は、どのような対応が求められるのでしょうか。ここでは、現場ごとの雨天時の対応について説明します。(こちらはあくまで「指針・方針の一例」です、実際の現場での対応と異なる場合もあります)

 

① 作業開始“前”から雨のケース

コンクリート・舗装等の工程は降雨で品質や安全が保てない場合があり、発注者・施工者の協議で開始可否が決まります。警備は「中止・延期・一部縮小・時間差実施」いずれにも即応できるよう、出動可否は当社(各支社)からの指示を待つのが原則です。独断欠勤はNG。

 

② 作業“途中”で降り出したケース

急な降雨では、一時待機→小康→再開の流れや、安全確保のうえで撤収→中止があり得ます。多くは一定時間の様子見の後、工事側が判断。再開なら継続、最終中止なら撤収。いずれも当社指示が確定してから動きます。

 

③ 駐車場など施設系の現場

施設営業が続く限り、屋外駐車場の誘導は基本継続。歩行者への声掛け(足元・傘の扱い・水溜り回避)やスリップ事故防止のため、合図は大きく・ゆっくり・一拍止めるを徹底。

 

④ 野外イベント

主催者判断が難航しやすく、待機→判断→即時対応のパターンが多い領域。警備は規制資器材の状態維持(転倒・飛散の予防)と導線の水溜り回避に注力。決行でも強雨帯通過中は一時クローズなど細かな切替が起きるため、無線連携の密度を上げます。

 

これらの「中止・一時中止・再開」判断に関して、工事契約実務では、施工不可時の一時中止や中止時の管理体制などの基本フローが国土交通省の資料に整理されています。警備は“受注側”ではないものの、工事側判断のロジックを知っておくと、現場の先読み精度が上がります。

イベント開催前から強い雨が降っていた場合でも、状況によって決行される場合があるため、警備員はいつでも出勤できるように準備し連絡を待ちます。ちなみに、「本来の業務時間よりも早く業務が終了した場合」も、中止の指示を確認したら、基本的に「現場から直帰」となります。

 

 

■途中で業務中止になった場合、給料はどうなる?

 

現場に出勤する前に業務中止になった場合は給料が発生しませんが、業務途中で中止になった際の給料はどのような扱いになるのでしょうか。

・「グリーン警備」では、このような場合も1日分の日給が支払われます。
グリーン警備では「日給制」を採用していますので、このような場合、業務に就いた時間にかかわらず1日分の給料が支払われます。通常の業務が8時間だったとして、雨によって業務が中止され4時間になったとしても、日給はそのまま変わりません。これは雨以外の理由で業務時間が短縮された場合にも適用されます。

グリーン警備のような「警備のアルバイト」の場合、この「途中で業務が中止になったとしても、1日分の日給が支払われる」という部分が、最も通常のバイト形式と異なる部分であり、メリットとなるのではないでしょうか。

 

■雨が降ったときの対処方法

 

ここでは雨が降って警備業務が中止される可能性があった場合の対処方法を紹介します。

 

・業務開始前から雨が降っている場合
前述しましたが、雨が降っているからといって自分で勝手に休みだと判断してはいけません。工事現場やイベントは状況に応じて決行されることも多く、その際には警備員の配置も必須となります。決行もしくは中止の際は、工事担当会社やイベント主催者からグリーン警備(業務を請け負う各支社.営業所)に連絡が入るため、警備員は、例え現場の方から中止の指示があった場合でも、グリーン警備から出勤するか否かの指示を受けるまで待つ必要があります。くれぐれも、勝手に欠勤しないように注意しましょう。

 

・業務途中で雨が降ってきた場合
業務途中で雨が降って待機状態になった場合も、工事担当者やイベント主催者が中止にするか否かの判断を下すまで待ちます。中止となった場合は同様にグリーン警備からの指示となるため、現場で中止と聞かされた場合にも勝手に早退せず、グリーン警備(業務を請け負う各支社.営業所)からの指示を待つようにしましょう。

 

交通誘導の安全行動や夜間の装備活用、体の向き・合図持続などは、建設業界のリーフレットでも標準的ポイントとして整理されています。雨天時はこれら基本をより誇張して明確に見せるのがコツです。

 

出典:日本建設業連合会「交通誘導員リーフ+」

 

 

■Q&Aコーナー:雨の日あるあるに答えます!

 

 

雨の日に業務に就くことになった場合、身体的にも業務自体にも大きな負担がかかる?と心配のあなたへ。

ここではさまざまな「雨の日あるある」にQ&A形式でお答えします!

 

Q1. 雨天で現場が中止になったら、勝手に帰って良い?
A. 必ず「当社からの最終指示が出てから撤収してください」。現場側から口頭で中止を聞いた場合でも、当社(各支社)経由の確定連絡を待つのが原則です(工事側は一時中止→再開の判断を刻むことがあるため)。

 

Q2. 雨の日の“見えにくさ”は、どう補う?
A. 点灯/点滅の切替・振り幅の拡大・一拍停止で“意味の形”を作ります。反射材は胸・肩・背面・脚のラインを連続させて「人型」を強調。声は短く・大きく・繰り返すが基本。前述した気象庁の「雨の強さ」の区分も、関係者間で共通言語として活用すると判断が早まります。

 

Q3. 路面が滑りやすいとき、立ち位置は?
A. 退避可能な場所を先に確保し、車線外から45度の半身で対象車を迎えると、回避動作に余白が生まれます。水溜り・鉄板・白線は滑りやすいので踏まない導線を設計。バック誘導はミラーに確実に映る距離を保持します(距離基準は雨天時ほど厳守)。

 

Q4. 合図が見えづらいと言われました。何を改善すべき?
A. 肩から振る・肘を伸ばす・止め位置を固定が三本柱。雨滴・照り返しで光が散るため、リズムの一定化で“意味を学習させる”のが有効です。装備面では照度の十分な赤色合図灯とハンドマイクの併用が推奨されています。

 

Q5. 給与や日払い、深夜割増の扱いは?
A. 当社は日給制で、日払い(規定あり)・各手当・研修費等の条件は支社・時期で異なる場合があるため、必ず最新の募集要項をご確認ください。

 

 

■まとめ:雨の日は「基本を誇張して見せる」が最強?

 

判断:中止・一時中止・再開は工事/主催者の判断→当社指示で確定。独断欠勤はしない。

装備:防水・防滑・反射・予備を“多重化”。ライトは手元+頭部で両手を空ける。

所作:大きく・ゆっくり・一拍止める。水平保持で停止の意味を固定。退避ライン最優先。

コミュニケーション:無線と声掛けを重ね、短く・繰り返す。気象指標を共通言語に。

勤怠/給与:当社は日給制。稼働短縮時も条件を満たせば日給は変わらず。

 

雨は避けられません。しかし、備えと運用で“普通に安全”を実現するのがプロの警備です。現場の一人ひとりが、基本を「雨仕様」に誇張して見せる。それだけで、事故の芽は大きく減らせます。次の雨の日、今日より安全に。

雨によって工事やイベントが中止されるだけでなく、状況を見て再開されることも多いため、警備員は安易に欠勤や早退をしないよう気をつけましょう。また、普段よりも事故が起きやすくなるため、集中して業務を行うように工夫してみてください。

【2025年11月追記】

 

イベントやコンサート会場など、⼈が多く集まる場所で⾏列の誘導や警備、
街中での歩⾏者や⾞に対しての安全でスムーズな案内・誘導業務です。

イベントやコンサート会場など、⼈が多く集まる場所で⾏列の誘導や警備、街中での歩⾏者や⾞に対しての安全でスムーズな案内・誘導業務です。

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