【必見】インフルエンザ・感染症の現場対策と個人でできる予防法
2020年8月7日

■警備の仕事は「感染症と無縁」ではいられない?
警備の仕事は、社会インフラを支える重要な業務です。
建設現場、商業施設、病院、交通機関など、人の往来がある場所には必ず警備員が配置されるため、季節性の感染症やウイルス感染症のリスクと常に隣り合わせの環境にあります。
かつては新型コロナウイルス感染症への対策が大きなテーマでしたが、現在では、
- インフルエンザ
- 感染性胃腸炎
- 風邪症候群などの呼吸器感染症
といった、日常的に流行する感染症への対策が重要視される時代へと移行しています。
警備の現場によっては、「感染症が流行しているから業務を止める」という選択ができないケースも少なくありません。
だからこそ警備員一人ひとりが、
『自分の身を守る知識と行動』
『周囲に感染を広げない意識』
を持つことが、現場全体の安全を守ることにつながります。
※補足データ
インフルエンザは毎年国内で数百万人規模の患者が発生しており、特に人が集まる環境では感染対策が重要とされています。
(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html)
本記事では、
- 警備の現場でなぜ感染症対策が欠かせないのか
- 個人でできる基本的な感染症予防
- 現場で意識したい行動ポイント
を、現在の状況に合わせて分かりやすく解説します。
警備業界で働く方はもちろん、これから警備の仕事を検討している方にとっても、「現場で本当に役立つ感染症対策の考え方」を知るきっかけになれば幸いです。
■ 警備の現場によっては「業務を止められない」理由とは

感染症が流行している時期でも、警備業務には「原則として止められない現場」が存在します。ここを理解することが、警備員にとっての感染症対策を考える第一歩になります。
◆ 医療機関・公共施設・交通インフラは常時稼働が前提
警備員が配置される現場の中には、
- 病院・クリニックなどの医療機関
- 駅・バスターミナル・空港
- 官公庁・公共施設
- 大規模商業施設
など、社会機能を維持するために稼働を止められない場所が数多くあります。
これらの施設では、感染症が流行しているからといって
「警備を一時中止する」という判断は現実的ではありません。
むしろ、混乱やトラブルを防ぐために、通常時以上に警備体制が重要になるケースもあります。
◆ 警備員が欠けると現場全体に影響が及ぶ
もし警備員が感染症にかかり、現場から離脱せざるを得なくなった場合、
- 配置人数の不足
- 警備レベルの低下
- 施設運営への支障
といった問題が連鎖的に発生する可能性があります。
特に人の出入りが多い現場では、警備員が不在になることで来訪者・利用者の安全確保そのものが難しくなることも考えられます。
そのため警備業務では「感染してから対応する」ではなく、感染しないための予防行動を日常的に徹底することが強く求められます。
◆ 自分を守る行動が「周囲を守る」ことにつながる
警備員の感染症対策は、単に自分の健康を守るためだけのものではありません。
不特定多数の人と接する立場にあるからこそ、
- 施設利用者
- 現場の作業員
- 他の警備スタッフ
への感染拡大を防ぐ役割も担っています。
※補足データ
感染症対策では「個人の予防行動」が集団全体の感染拡大防止につながることが重要とされています。
出典:厚生労働省「感染症対策」
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/index.html)
警備の現場では、一人ひとりの意識と行動が、現場全体の安全性を左右すると言っても過言ではありません。
■ 感染症対策の基本は「マスク・手袋」から見直そう

警備の現場で、まず意識しておきたい感染症対策といえば、やはり マスクと手袋の着用 です。
最近では、インフルエンザや各種ウイルス感染症への対策として、警備業務においてもマスク・手袋の着用がごく自然なものになってきました。
◆ マスク着用が「当たり前」になった背景
以前は、警備員のマスク着用に対して
「お客様に失礼ではないか」
「顔が見えないと不安を与えるのではないか」
といった理由から、着用を控える現場も少なくありませんでした。
しかし現在では、感染症対策としてマスクを着けていること自体が理解されやすい社会環境へと変化しています。
実際、公共施設や商業施設などでも、スタッフがマスクを着用して業務にあたる姿は珍しくありません。
※補足データ
厚生労働省は、感染症流行時にはマスク着用が飛沫感染防止に有効であると示しています。
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html)
警備員がマスクを着用することは、自分の健康管理であると同時に、利用者への配慮と受け取られるケースが増えているのが現状です。
◆ 手袋は「触れる機会の多さ」を意識して使う
警備の仕事では、
- ドアの開閉
- 誘導灯や無線機の操作
- 筆記用具の使用
など、意外と多くの物に触れる場面があります。
こうした接触による感染リスクを下げるためにも、手袋の着用は有効な対策のひとつです。
特に不特定多数が利用する施設では、「自分が触ったものを、次に誰が触るか分からない」という意識を持つことが大切になります。
◆ マスク・手袋は「着け方・外し方」も重要
マスクや手袋は、ただ着けていればよいというものではありません。
外すときに
- 表面に触れてしまう
- そのままポケットに入れてしまう
といった行動をしてしまうと、せっかくの対策が十分に活かされない可能性があります。
着脱後には、必ず手洗いや手指消毒を行う
この一手間を習慣にすることが、感染症対策ではとても重要です。
■ Q&A|警備員がよく気になる「感染症対策」の疑問
ここでは、警備の仕事に携わる方からよく聞かれる感染症対策に関する素朴な疑問をQ&A形式でまとめました。
日々の現場で「これってどうなんだろう?」と感じたことがあれば、参考にしてみてください。
◆ Q1. マスクは常に着けていないといけませんか?
A:現場のルールや状況によりますが、人と接する場面では着用が推奨されるケースが多いのが現状です。
特に、不特定多数の人が行き交う施設や屋内業務では、飛沫感染を防ぐ目的でマスク着用が基本となっています。
屋外で人との距離が十分に取れる場合や、熱中症のリスクが高い環境では、周囲の状況を見ながら無理のない対応を心がけましょう。
◆ Q2. 手袋はずっと着けっぱなしでも大丈夫ですか?
A:着けっぱなしは、かえって注意が必要です。
手袋をしていると安心してしまい、
- そのまま顔に触れてしまう
- 私物に触ってしまう
といった行動が起こりやすくなります。
手袋は、
「触れる機会が多い作業のときに使う」
「外した後は必ず手洗いをする」
この使い分けを意識すると、より効果的です。
◆ Q3. 休憩中や仮眠中も気を付ける必要はありますか?
A:はい、むしろ休憩中こそ注意が必要です。
警備員同士で集まる休憩時間は、マスクを外す場面も多くなります。
- 距離をできるだけ取る
- 向かい合って座らない
- 会話は必要最低限にする
といった工夫をすることで、感染リスクを下げることができます。
◆ Q4. 手指消毒はアルコールだけで十分ですか?
A:基本的には、石けんと流水による手洗いが最優先です。
アルコール消毒は、
- 外出先ですぐ手洗いができないとき
- 仕上げとして使う場合
に有効とされています。
現場によっては、アルコール以外の消毒液を併用しているケースもありますので、備え付けのルールや表示を確認して使用しましょう。
◆ Q5. 日常生活でも気を付けることはありますか?
A:あります。現場だけでなく、普段の行動も大切です。
- 体調が優れないときは無理をしない
- 人混みを避ける
- しっかり睡眠を取る
といった基本的な生活習慣が、結果的に感染症予防につながります。
警備の仕事は、「自分が元気で現場に立ち続けること」そのものが、大きな役割のひとつです。
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■ まとめ|警備員一人ひとりの意識が、現場全体を守る
警備の仕事は、社会にとって欠かせない役割を担っています。
そのため、インフルエンザや各種ウイルス感染症が流行する時期であっても、業務を止められない現場が多いというのが現実です。
だからこそ大切なのが、「誰かがやってくれる対策」ではなく、警備員一人ひとりが日常的に意識する感染症対策です。
マスクや手袋の着用、正しい着脱方法、こまめな手洗い。休憩時の距離感や、備品の取り扱いへの配慮。こうした一つひとつは小さな行動ですが、積み重なることで現場全体の安全性を大きく高める力になります。
もし警備員が感染症にかかってしまえば、同僚や施設関係者、利用者へと影響が広がる可能性もあります。
そうした事態を防ぐためにも、「自分を守る行動=周囲を守る行動」という意識を持つことが重要です。
警備の仕事を検討している方、
すでに現場で活躍している方も、
ぜひこの機会に、日ごろの感染症対策を振り返ってみてください。
日常のちょっとした心がけが、安心して働ける現場づくりにつながっていくはずです。
本記事を通じて「警備の仕事」が気になった方は、ぜひ当社で『警備の仕事』にチャレンジしてみてください。
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【2025年12月追記】

