【重要!】やっぱり大事な「警備員の体調管理」とは?
2020年11月2日

■なぜ「警備員の体調管理」が重要なのか?
警備の仕事は、人や車の安全を守る責任ある仕事です。とくにグリーン警備で多くを占める交通誘導警備は、屋外で長時間立ち続ける場面も多く、体調の良し悪しがそのまま業務の質や安全性に直結します。
体調が万全でなければ、集中力や判断力が低下し、事故のリスクを高めてしまう可能性も否定できません。また、警備の現場は最少人数で運営されていることが多く、ひとりの欠員が現場全体に影響を及ぼすこともあります。
そのため警備員にとって、体調管理は「自己管理」にとどまらず、現場と仲間を守るための重要なスキルといえるでしょう。
本記事では、未経験の方にも分かりやすく、警備員が日常的に意識しておきたい体調管理のポイントを整理して解説します。
■警備の仕事は「体が資本」!
グリーン警備をはじめとする警備の仕事は、 体を動かしながら人や車の安全を守る、 まさに「体が資本」の仕事です。
とくに交通誘導警備では、 長時間同じ場所に立ち、 周囲の状況を常に把握しながら 適切な合図や判断を求められます。
体調が万全でない状態で業務に入ると、 次のようなリスクが高まります。
- 集中力が続かず、合図が遅れる
- 判断が鈍り、危険を見逃してしまう
- 体の不調に気を取られ、周囲への注意が散漫になる
これらはすべて、 事故やトラブルにつながりかねない要因です。
また、警備の現場は必要最小限の人数で シフトが組まれていることが多く、 ひとりが体調不良で欠けるだけでも、 現場全体に影響が及びます。
急な欠員が出れば、 交代要員の手配が必要になったり、 現場の負担が一時的に増えたりすることもあります。
だからこそ警備員には、 「無理をしない」「不調を溜め込まない」 という意識が欠かせません。
体調管理は、 自分自身を守るだけでなく、 一緒に働く仲間や現場を守るための 責任ある行動のひとつなのです。
■冬に向けて感染症が時期の注意点とは?

警備員の体調管理を考えるうえで、 とくに注意したいのが冬場の感染症リスクです。
冬は気温や湿度が下がり、 ウイルスが空気中に長く留まりやすくなります。 そのため、風邪やインフルエンザなどの感染症が 流行しやすい季節とされています。
厚生労働省も、 冬季は感染症予防として 体調管理・体温調節・十分な休養を呼びかけています。
出典:厚生労働省「感染対策の基礎知識|1」
https://www.mhlw.go.jp/content/000501120.pdf
交通誘導警備は屋外での業務が中心ですが、 だからといって感染症と無縁というわけではありません。
体が冷えた状態が続くと、 免疫機能が低下し、 結果としてウイルスに感染しやすくなるとされています。
また、休憩時や集合場所などでは、 屋内で複数人が集まる場面もあります。 こうした環境では、 体調が万全でない状態だと 感染リスクが高まる可能性も否定できません。
そのため冬場の警備では、 「寒さに耐える」のではなく、 体を冷やさない工夫を前提に働くことが重要です。
- 防寒インナーを活用する
- 体を温める飲み物を取り入れる
- 休養と睡眠をしっかり確保する
これらは特別なことではなく、 感染症を防ぎ、 安定して現場に立ち続けるための 基本的な体調管理といえるでしょう。
■警備員が実践したい体調管理① 食事の整え方
体調管理の基本として欠かせないのが、 毎日の食事内容を整えることです。
警備の仕事は体を使うため、 エネルギー不足や栄養の偏りがあると、 疲れやすくなったり、 回復が遅れたりしやすくなります。
◆バランスの取れた食事を意識する
体調を崩しにくい体をつくるためには、 主食・主菜・副菜を意識した食事が理想です。
- 主食:ごはん・パン・麺類など
- 主菜:肉・魚・卵・大豆製品など(たんぱく質)
- 副菜:野菜・きのこ・海藻類など
これらを毎食完璧にそろえる必要はありませんが、 「何かが不足していないか」を 意識するだけでも体調は安定しやすくなります。
◆免疫力を意識した栄養の考え方
体調管理の観点では、 ビタミンやミネラルも重要な役割を果たします。
- ビタミン類:代謝を助け、疲労回復をサポート
- ミネラル類:体の調子を整える
- たんぱく質:筋肉や細胞の修復に必要
特別な食事を用意しなくても、 野菜・果物・魚・肉を バランスよく取り入れることで、 十分に補うことができます。
◆忙しい警備スタッフでも続けやすい工夫
「自炊が難しい」「食事に時間をかけられない」 という方も少なくありません。
その場合は、
- コンビニでもサラダやゆで卵を1品足す
- 揚げ物ばかりにならないよう意識する
- 夜遅い食事は量を控えめにする
といった小さな工夫でも、 体への負担は大きく変わります。
食事は毎日の積み重ねです。 無理のない範囲で整えていくことが、 長く警備の仕事を続けるための 土台づくりにつながります。
■体調管理② 入浴と睡眠で回復力を高める
警備の仕事を安定して続けるためには、 その日の疲れをその日のうちに回復させる習慣が欠かせません。
とくに重要なのが、 入浴と睡眠の質を高めることです。
◆入浴は「シャワーで済ませない」
忙しい日ほどシャワーだけで済ませがちですが、 体調管理の観点では、 湯船につかる習慣をおすすめします。
湯船で体を温めることで血行が促進され、 筋肉のこわばりや疲労がやわらぎやすくなります。
- ぬるめのお湯に10〜15分程度
- 首まで浸からず、胸下あたりまででも十分
これだけでも体は芯から温まり、 翌日の疲れの残り方が変わってきます。
◆睡眠は「時間」より「質」を意識する
体調管理では、 睡眠時間の長さだけでなく、 深く眠れているかどうかが重要です。
- 寝る直前のスマートフォン操作を控える
- 就寝前に照明を少し落とす
- 寝る直前の食事やアルコールを避ける
こうした小さな工夫で、 睡眠の質は大きく変わります。
夜勤明けの場合でも、 短時間でもしっかり休むことで、 体の回復力を保ちやすくなります。
◆疲れをためないことが最大の予防策
体調不良の多くは、 疲労の蓄積がきっかけになることも少なくありません。
「少し疲れているかも」と感じた段階で、 入浴や睡眠をしっかり取ることが、 結果的に欠勤や長期の体調不良を防ぐことにつながります。
■体調管理③ 適度な運動で免疫力を保つ

警備の仕事は立ち仕事が中心で、 一見「体を動かしている仕事」に見えますが、 実は同じ姿勢が続きやすいという特徴があります。
そのため、日常的に体をほぐし、 血流や代謝を保つための 適度な運動習慣が体調管理に役立ちます。
◆激しい運動やハードトレーニングは必要ない
体調管理の目的であれば、 ハードなトレーニングは必要ありません。
- 軽いウォーキング
- ストレッチ
- 階段の上り下り
といった無理のない運動でも、 血行促進や疲労回復につながります。
◆運動が免疫力維持に役立つ理由
厚生労働省でも、 適度な身体活動は 免疫機能の維持や生活習慣病予防に有効とされています。
出典:厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023」
https://www.mhlw.go.jp/content/001194020.pdf
日常的に体を動かすことで、 血流が改善され、 体温が保たれやすくなることも、 体調を崩しにくい体づくりにつながります。
◆忙しい警備スタッフでも取り入れやすい工夫
まとまった運動時間が取れない場合でも、 次のような工夫で十分効果が期待できます。
- 出勤・帰宅時に一駅分歩く
- エレベーターではなく階段を使う
- 就寝前に5分だけストレッチする
「何もしない日を減らす」ことが、 体調管理では大切な考え方です。
日々の小さな積み重ねが、 疲れにくく、 現場で安定して働ける体を支えてくれます。
■まとめ|警備員にとって「体調管理」は仕事の一部
警備の仕事は、 人や車の安全を守る責任ある仕事です。 その土台にあるのが、 警備員一人ひとりの体調管理です。
今回の記事では、 警備員が日常的に意識しておきたい体調管理のポイントを 以下の観点から整理してきました。
- 体調不良は判断力・集中力の低下につながる
- 冬場は冷えや感染症リスクを意識する
- 食事で体をつくり、入浴と睡眠で回復させる
- 適度な運動で免疫力と血行を保つ
これらは特別なことではなく、 少しの意識と習慣で続けられる内容ばかりです。
無理をして出勤することが、 必ずしも「頑張り」になるわけではありません。
むしろ、体調を崩さず安定して現場に立ち続けることこそが、 警備員として信頼される行動といえるでしょう。
グリーン警備では、 未経験の方でも安心して働けるよう、 研修やフォロー体制を整えています。
これから警備の仕事を始めようと考えている方は、 ぜひ今回の内容を参考に、 自分の体を大切にしながら、 長く続けられる働き方を目指してみてください。

