警備員も該当？「エッセンシャルワーカー」ってどんなもの？
2021年3月2日
コロナ禍により「エッセンシャルワーカー」という言葉が広く認知され始めています。私たちの生活を支えている必要不可欠な職業であり、私たちグリーン警備をはじめとする「警備業」もこの定義に含まれます。
今回はエッセンシャルワーカーについて詳しく解説するとともに、警備業の需要が増えている要因や警備業界で働くメリットも説明していきます。これから転職や副業をしたいと考えている方は要チェックです。
■エッセンシャルワーカーとは？
エッセンシャルワーカーとは、人々の生活を支える仕事に就く労働者のことを指します。コロナウイルス感染拡大の状況下において注目され始めた言葉であり、衛生管理や経済活動の機能を存続させるために働き続けている従事者への敬意・感謝を込めた意味としても広まっています。
■エッセンシャルワーカーに当てはまる職業
エッセンシャルワーカーとはどんな職業に就く人を指しているのでしょう。簡単に言うと、私たちが生活する上で必要不可欠な職種となりますが、ここからは具体的な例を解説していきます。
・医療従事者および関係者
コロナウイルスの影響で、毎日のように耳にするのが医療従事者の方ではないでしょうか。医療現場の最先端で、感染リスクを伴いながら日々奮闘してくれています。コロナウイルス感染拡大を阻止するため、医療従事者の方々はまさに社会に必要不可欠な存在です。
・介護従事者および関係者
コロナウイルス感染リスクの高い高齢者を支援する介護従事者も、エッセンシャルワーカーに分類されます。人を相手にした職業であるため、在宅ワークやオンライン業務を行うことはほぼ不可能です。時には「密」となってしまう状況も避けられず、自身の感染リスクと戦いながら業務を行ってくれています。
・スーパー、コンビニなどの小売業者
食料品、日用品を販売するスーパーやコンビニのスタッフも私たちの生活に欠かせない存在です。大型スーパーであれば不特定多数の人と接する機会が増え、感染リスクが高まります。しかしながら食料品、日用品の販売を中止する事は不可能であり、生活を存続させるために毎日働いてくれています。
・警察官、消防士、役所職員
私たちの生活や安全を守る公務員の方々も、大事なエッセンシャルワーカーの一人です。コロナ禍による支援・補助の業務が増え、夜遅くまで対応に追われているのが現状です。安心安全に暮らせているのも、このような公務員の方々がいるおかげと言えるでしょう。
・重要インフラ業者
どのような社会状況においても、その働きを止めることができないのが「インフラ」事業です。電気、水道、ガスなど私たちの生活に欠かせないものを対象としているため、コロナ禍であっても現場に出て働き続けなければなりません。インフラ事業の一環である工事・建設に関わる人も、エッセンシャルワーカーとして位置付けられます。
・ゴミ収集業者
生活廃棄物を回収するゴミ収集業者も必要不可欠な存在です。ゴミの中にはマスクやティッシュなども含まれているため、業務中にウイルスが付着してしまう可能性もあり、常に感染リスクが伴います。また、宅配サービスやネットショッピングにより排出されるゴミの量が増加傾向にあり、業務量も増えてしまっています。
■エッセンシャルワーカーのメリット
感染リスクを負いながら社会のために働くのは非常に大変なことですが、エッセンシャルワーカーとして働くことにはどんなメリットがあるのでしょうか。一つ一つ紹介していきます。
・社会貢献できていることを直に感じられる
エッセンシャルワーカーとして働く最大のメリットは、自分たちの努力や頑張りが直接人々の生活の支えになっているということです。時には大変なこともありますが、その分感謝されることも多く、自分の仕事が社会貢献につながっていると肌で感じることができます。感謝の言葉を聞いて「また明日からも頑張ろう！」とモチベーションを保っている従事者も多いそう。
「人々の暮らしを支えている」という誇りを持って働けるので、常に存在意義を感じながら仕事をできるというのも大きなメリットです。
・需要増加で仕事が無くならない
コロナ禍によりエッセンシャルワーカーの需要はますます高まることが予想されます。需要があるということは、失業・減給する可能性は非常に低く、安定して働くことができるということです。また採用枠もかなり増えているため、新しく仕事を始める方にとっては「未経験者でも採用されやすい」というメリットもあります。
エッセンシャルワーカーは不安定な世の中でも確実に働くことができるので安心ですね。
また、金銭面だけでなく日用品や衣服などの物資の支援を行う自治体や企業も。温かい感謝の気持ちを形として受け取ることができるのは、非常に嬉しいポイントです。
・資格や得意分野を生かせる
エッセンシャルワーカーは国家資格が必要な職種が多い傾向にあります。そのため自分の持っている資格や得意分野を最大限に生かすことが可能です。自分の強みを社会へと貢献できるのは、仕事を行う上で大きなやりがいにつながるでしょう。
■警備業はエッセンシャルワーカーに該当する
車や歩行者を安全に誘導させるのが仕事である警備業も、エッセンシャルワーカーに分類されます。交通誘導警備員はインフラ業者と同様に、現場に出て働くことが基本となるためテレワークを実施できず、どうしても人と接する機会が増えてしまいます。実は医療従事者と同等の感染リスクを負う場面もあり、常に危険と隣り合わせな職種です。
しかし、万が一警備員がいなくなってしまった場合、交通渋滞や混乱が起こり、最悪の場合には交通事故などの大事件にもつながってしまいます。そのため警備員は安全な社会生活を営むために必要不可欠な存在であり、重大な責任を担っているのです。
このような状況を鑑み、グリーン警備をはじめ警備業界全体では、徹底的な感染防止対策に取り組んでいます。エッセンシャルワーカーとして最前線で働く警備員の安全を守るため、さまざまな環境を整えることを優先に動き始めています。そのため感染リスクを過度に心配する必要はなく、むしろ働き手の応募が高まっているのが現状です。
■コロナ禍により需要が拡大
コロナウイルスの影響により多くの業界では求人が減少している傾向にあります。しかしエッセンシャルワーカーの需要は大幅に増加しており、警備業も同じく多くの人手を必要としています。
警備員の需要が高まっている要因の一つに、建設工事の増加や商業施設の営業再開が挙げられます。一時ストップしていた工事が一気に再開され始め、人員不足となっている現場が多数存在します。東京オリンピック、大阪万博などの大型イベントを控えていることから、建設工事を急ピッチで進めなければなりません。
また営業を中止していた商業施設が再オープンし、駐車場の誘導や館内巡回など、あらゆる業務を復活させる必要があります。失業や収入減が危ぶまれる中、警備業全体ではむしろ仕事が増えている状況にあり、今後もますます需要の高まりが期待できると言えるでしょう。
■求人が増えている警備業は狙い目
需要が拡大している今、私たちグリーン警備は新しく仕事を始めたい方や副業を探している方にとってベストな選択肢のひとつです。今後も引き続き需要は増加することが予想されるため、安定的に働きたい方にもピッタリでしょう。
グリーン警備ではたくさんの人材を募集しており、積極的に採用活動を行っています。採用後は充実した研修制度を設けているため、未経験の方でも安心してください。エッセンシャルワーカーの中でも免許や資格を必要としないため、誰でも働きやすいのが警備業のメリットです。
私たちグリーン警備は、今最も社会から必要とされているエッセンシャルワーカーの一部に所属します。緊急事態宣言が解除された後も需要はますます拡大していくものと予想されており、グリーン警備でも多くの人材を募集しています。
コロナ禍による経営不振が原因で、他の業界では職を失ったり収入が減少している中、警備業はそのような心配がなく安定的に働くことができる貴重な職種です。これから新しい仕事を始めようと考えている方や、収入アップのために副業を探している方は、ぜひ警備業に応募してみることをおすすめします。
