意外な人気?ここ最近『女性警備員が増えている』というお話
2022年3月1日
さて、今回の記事では「意外な人気?ここ最近『女性警備員が増えている』というお話」と題して、私たちグリーン警備をはじめとする「警備業」において、ここ最近増えている「女性警備員」に関する話や、女性が警備の仕事を行う上での「さまざまなメリット」に関するお話もご紹介していきましょう。
■「男性とは異なる視点」が「警備業」にどう「活きる」のか?
では、女性警備員に関するお話を進めていく前に、警備業だけでなく普段の生活の場でも出てしまう「男性と女性の視点の違い」について、軽く解説しておきましょう。
もちろん一概に、ではありませんが、生き方や仕事に対するなど、さまざまな状況で「男性が重視する部分と女性が重視する部分」は明確に違いがあります。
この「違い」は、よく「かつて人々が狩猟生活をしていた時代の名残り」だと言われることも多いのですが、基本的には「古来から求められてきた、男性の役割と女性の役割の違い」だと考えられているようです。
例えば、前述した「狩猟生活」において、男性は「獲物を自ら狩りに行く役割」を担っているため、基本的には「獲物の側から不意打ちを受ける」という状況がありません。
しかし、女性の場合は「生活の拠点を守る」という役割に重点が置かれているため、本来ならば獲物である猛獣であっても「不意打ちを受ける」ということが現実的にあり得ます。
そのため、女性は常に周辺の状況に気を配りつつ、会話などのコミュニケーションを通じて、いつ何時襲われるかわからない状況から身を守っていた、と言うわけですね。
警備の仕事においても、女性はその「コミュニケーション能力」や「周辺の状況に気を配る」能力を発揮し「男性スタッフとは異なる視点」を利用して業務を遂行している、と言えます。
もちろん、これは警備の仕事において「男性・女性、どちらの視点が優れている」という比較論ではありません。
「業務の遂行」という「同じ目標」に至るまでの道筋において「男性と女性では異なった思考(道すじ)を選ぶが、最終的には同じゴール地点へたどり着く」ということに過ぎない、という訳ですね。
そして、これまで主流であった「男性警備員」とは異なる視点で、業務を遂行しようとする「女性警備員ならではの業務スタイル」が今、注目を集めている、ということなのです。
■やっぱり基本的には「アクティブなタイプ」が向いている?
やはり現状では、「警備業」に対するイメージでいえば「屋外での業務・立ち仕事であり、体力的に優れる男性主体の仕事」という印象が強いのは否めません。
そして、実際の業務においても「ある程度動ける体力がある」人の方が向いている仕事ではあります。
ですが、他の男性主体の業務とは異なり、グリーン警備におけるメイン業務となる「交通誘導警備」は、基本的に持ち場を離れることが少なく「動き回る」というよりも「定点に立って、車の流れを誘導する」という業態です。
比較的「体を動かすのが好きなアクティブなタイプの女性」であれば、問題なく業務をこなすことが出来るでしょう。
(実際の現場でも多くの女性が活躍しています)
なおかつ、近年では「美しさ」を求めて「ウエイトトレーニング」や「自重トレーニング」を趣味としている女性も多くいらっしゃいますが、この「交通誘導警備」の現場においては「整然とした正しい姿勢をキープしたまま業務を行う」という必要性があるため、筋力トレーニングなどの必要なしに自然と「美しい立ち姿」をマスターしやすい、という利点もあります。
少し話が脱線しましたが、もし、あなたが体を動かすのが好きな「アクティブなタイプ」であれば、女性警備員としての素質は十分だといえるでしょう。
■男性よりも優遇される、というわけではないですが…「女性警備員の待遇面」について
当たり前の話ではありますが、こちらのセクションタイトルが示している通り「女性警備員であっても待遇面で優遇される」というわけではありません。
しかし、女性の立場に立って考えると、「警備員としての待遇面」が有利に働く部分も数多くありますので、ここでは「グリーン警備の仕事の待遇」に関するお話を進めていきましょう。
まずは「シフト調整」について。
基本的にグリーン警備では、規定こそありますが、ご自身のペースに合わせて「働く曜日など、ある程度融通が利く」職場となっています。
例えば、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭の場合も、スタッフ間で無理のない程度にシフトを調整することで、安心して業務を行うことが出来ます。
続いては「未経験からでも働きやすい」という点について。
グリーン警備をはじめとする警備業では、法律に則った形での新人研修が必須となっており、多くの職場で採用されている「OJT研修」などのように「実際の現場の緊張感の中で業務の基本について学ぶ」ということはありません。
(研修後、実際の勤務の中で経験を積む必要がない、というわけではありませんのでご注意を)
もちろん、研修の場ではきちんと座って座学を受けるだけでなく、教官に続いて誘導灯を振るなどの実技も行いますので、安心して現場デビューしやすい環境だと言えます。
最後に「扶養から外れる心配がない」という点について。
配偶者などパートナーがいらっしゃる女性の場合、仕事をする上で心配なのが「人手不足などで、扶養家族から外れるほど働かざるを得なくなり、税金面で損をしてしまう」という部分でしょう。
しかし、グリーン警備では、シフト調整の際にもお話しましたが、各スタッフ感で無理のない範囲に調整するなど、きめ細やかな対応を行っております。
こちらの待遇面に関しては、サイト上でも詳しく説明していますので、興味のある方は以下のリンクから、あわせてご覧ください。
■相手に「柔らかい印象」を与えられる女性警備員の需要は、今後一層多くなる?
今回の最後のセクションでは、グリーン警備の業務上でも非常に重要となる「相手に与える印象」についてのお話を。
グリーン警備におけるメインの業務といえば「交通誘導警備」ですが、未経験の方からすれば、意外に思えるポイントとして「人と接する機会が比較的多い」という特徴があります。
しかし、全てというわけではありませんが、体格の良い男性警備スタッフの場合、心ならずとも「業務中に接する相手に対して、怖い」という印象を与えてしまう場合もあるようです。
前述のように「体力的に優れた男性スタッフが業務を行うイメージ」のある警備業務ですが、実際はこのように「必ずしも男性だけの仕事とは言えない」のが現状なのです。
しかし、このような状況でも、うまく立ち回ったり、相手に対して「柔らかい印象」を与えたりするために、業務の依頼主が「女性警備員」を希望するケースも増えてきています。
「警備業」は「人間が業務を行うサービス業」と見ることが出来ますが、このような「サービス業」においては、クライアント様の「ニーズ」を満たすことも非常に重要な部分ですので、ある意味「女性警備員でなければ出来ない業務」は、今後も減ることはないと言い切れるでしょう。
今回は、グリーン警備のお仕事における「女性警備員」に関するお話をお送りしましたが、皆さんいかがでしたか?
もし気になった方は、未経験者でも働きやすい、グリーン警備へのご応募を検討してみてはいかがでしょうか?