『古河の商業編』－「支社・タウン情報」
2022年9月2日
当ブログにおいて注目を集めつつある「グリーン警備保障の支社がある街のタウン情報」ですが、今回は「古河の商業編」と題して、茨城エリア第二の支社となった「古河市の商業に関する話題」をお送りしたいと思います。
というわけで、もはやお約束となった流れの中、今回もさっそく「古河」に関する「商業」についてバッチリ掘り下げていきますので、どうぞお楽しみに！
では、さっそく最初のセクションから！
■比較的「中規模の店舗」が多く存在する「古河駅」周辺地域
さて、さっそく今回の「古河・古河市」に関する「商業・経済」の話を進めていこうと思うのですが、まず最初に取り上げたいのは、どちらかといえば「中規模の店舗」が軒を連ねている「古河駅」周辺地域についてのお話を。
さっそく思い浮かべる疑問としては「どうして『古河駅周辺地域』は『中規模の店舗』が多いのか？」という部分でしょうが、まずはこの「原因」と考えられる点をいくつか箇条書きで提示してみましょう。
・「東京への通勤・通学率が高い」ため「買い物客の流出」が激しい
・土地的に「生産・製造がさかん」であるため「小売り」のニーズが少ない
・周辺都市との関係性が高いため、市外の「大型店舗」を利用しがち
箇条書きの時点でも、現状の「古河駅周辺」の状況を理解しやすいかと思いますが、もう一点、特筆すべき理由としては「古河市の土地利用の半分以上が『農地』であり、近郊農業が盛んなため、店舗等に割くスペースがもともと少ない」という事実があります。
さらに、この「古河駅周辺」の状況を「Google Map」などの地図アプリなどで見ていると気づきやすい点ですが「駅周辺にも関わらず、大規模な駐車場や寺社敷地、墓地などが占めるスペースが多く、大型店舗などが発展するための余地がない」という原因もあるようです。
というわけで、これら多数の要因が複雑に重なっていることもあり、セクションタイトルにもあるような「比較的『中規模の店舗』が多く存在する」という現状が形成された、と見るべきでしょう。
とはいえ、ここで取り上げているような「店舗」に限らず、この「古河駅周辺」では比較的「建物の建築現場や新築工事」がさかんである、という点から見ると、私たちグリーン警備保障のメイン業務である「交通誘導警備」などのニーズは「潜在的に高い」と見ることもできますね。
では、そろそろ次のセクションへ向かいましょう！
■「古河」に「本社・拠点・工場」を置く大手企業とは？
さて、今回の主役である、この「古河」ですが、前述したように「生産・製造がさかん」な土地柄であるため、多くの企業が「工場・施設」を置いていたり、企業の中には「本社」の役割を持つ拠点を構えていたりもします。
詳しい社名などは割愛させていただきますが、こちらの「古河駅」を中心として、周囲にどんな重要施設が多く存在しているのか？をご紹介していきましょう。
・食品製造の分野、特に「製菓業」を行う多くの「全国規模の企業」が工場を持つ（本社を併設している企業も存在する）
・大手「樹脂加工メーカー」のグループ企業が多く存在している
・バスやトラックなど商用の有名「大型車両メーカー」が工場を置いている
これだけ見ても、この「古河」が、多くの企業にとって非常に重要なエリアであることがご理解いただけたかと思います。（さらに詳細な説明は、次のセクションでもご紹介します）
ちなみに、これらのそうそうたる企業の中で、その出自や由来などにおいて一風変わった印象を受けるのが「古河」に本社を置いている「ジャパンフリトレー」でしょう。
本来は「コーラ」の製造でおなじみの、アメリカ企業「ペプシコ」における「ブランドのひとつ」として知られている「フリトレー」ですが、この「ジャパンフリトレー」の母体は、日本で最初に「ポップコーン」を製造・販売していた「マイクポップコーン」という会社でした。
その後紆余曲折あり、現在の社名となった現在では、前述の「ペプシコ」と業務提携を行っている日本企業「カルビー」傘下の子会社となっており、現在も根強い人気を誇る「チートス」や「ドリトス」等の商品で有名です。
■かつての「製糸業中心」から「工業団地中心」へ転換した「古河」
さて、続いては、この「古河市」における「中心的な産業の歴史」に関するお話を進めていきましょう。
当ブログ「古河の歴史編」でも軽くご紹介したように、この「古河」の地では明治時代から昭和時代の途中まで「製糸業」が非常にさかんでありました。
しかし、ごぞんじの方も多いように、日本における「製糸業」の多くが「低コストとなる海外への生産拠点の移動」や「1929年（昭和4年）の『世界恐慌』を皮切りに、アメリカ市場での絹需要が激減したことによる世界的な影響」などの要因が重なり、前述の「昭和中期」ごろにはほぼ全てが「廃業」を迎えることになったそうです。
この流れと同様に、この「古河」における「製糸業」も、徐々に衰退していったのですが、これらと入れ替わるかのように戦後には「工業団地」が市内や周辺地域に多く造成されるようになり、現在もその名残を残す「工業都市」へと変化していきました。
なおかつ、こちらも前セクションにて軽くご紹介しましたが、これらの工場の中には「食品製造・製菓」を行っているものも非常に多く、実は「日本の製菓業を代表するレベル」と言ってもいいほどの「製菓業3社」が、全て「古河市」に工場を設けているなど「食品製造・製菓」の分野においても「非常に重要な地域」となっています。
■「古河市」の特産品ってどんなもの？
さて、今回最後となるセクションでは「古河市」の「工業・商業」とも関連性の深い「特産品」について、いくつかご紹介していきましょう。
有名な工業地帯であるとはいえ、現在の「古河」においては「工芸品」と呼べるような「特徴的なもの」はほとんどなく、その代わりに「農業に加えて食品製造・製菓業がさかん」であるため、どちらかといえば「お菓子」や「ご当地グルメ」の類が中心となっています。
まずは代表的なものを並べていきたいと思います。
【食べ物・飲み物・お菓子など】
・さしま茶（茨城県南西部で生産されている濃厚な味と香りが特徴の茶）
・フナの甘露煮（江戸末期の「煮付け」料理がベースとなっており、地元では「縁起物料理」としても広まっています）
・ローズポーク（茨城県産のブランド豚、県花である「バラ」にちなんだ名称となっています） など
この中で、多くの逸話を持つ「古河名物・フナの甘露煮」について、いくつかその逸話をご紹介すると、
・「日光街道」の宿場町として知られていた「古河」のとある飯屋で、地元で採れた「フナ」を「煮付け料理」として振るまったのがルーツとなる
・基本的に「フナの甘露煮」は、頭から尾まである「尾頭付き」で出されることから「最初から最後まで（物事を）まっとうする」ことから「長寿の願い」を意味しており、おせち料理などの定番となっている
・他の地方における「甘露煮」とは異なり「煮る前に一度魚を素焼きする」という手間をかけるのが「古河」の「フナの甘露煮」の特徴となっている
・地元「古河」では「フナ」のことを「ぬた」と呼ぶことがあり、この名前を屋号にしている老舗も存在する
この他にも、さまざまな特産品が存在する「古河」ですが、興味を持った方は、お取り寄せなどを駆使するなど、ぜひじっくり味わってみてくださいね！
■まとめ：「古河支社」を有する「グリーン警備保障」の仕事を始めよう！
さて、今回は「グリーン警備保障の支社がある街」の中から「古河の商業編」をお送りしましたが、皆さんいかがでしたか？
今回の「古河支社」をはじめ、私たちグリーン警備保障では、数多くの支社・営業所で幅広く「警備の仕事」を取り扱っておりますが、まだまだ「支社がある街に関する情報やエピソード」については勉強中です。
より「地域」に密着した形で、メインとなる「交通誘導警備」を数多く任せていただけるような「信頼」を得るためにも、「支社のある街」に関する情報発信を進めていきたいと思っています。
こちらの記事を見て、地元「古河市」をはじめとする、さまざまなエリアの警備のお仕事に興味の湧いた方は、未経験者でも働きやすい、グリーン警備保障へのご応募を検討してみてはいかがでしょうか？
