より現実化してきた『アフターコロナ』時代の警備とは?
2022年2月1日
年も開け、早くも2月に突入した2022年、皆様いかがお過ごしですか?
今回は「より現実化してきた『アフターコロナ』時代の警備とは?」と題して、影響下3年目、現在は第6波とも言われている「オミクロン株」が猛威を振るう「コロナ禍」の終息〜以降の「警備業」について解説していきます。
■これまでの「コロナ禍」が、今後の「警備の仕事」に与える影響とは?
これまでの「コロナ禍」が、私たちグリーン警備をはじめとする「警備業にもたらした影響」は、それこそ枚挙にいとまがないほど多岐にわたります。
その中でも、特に影響が大きかったのは「交通誘導警備の現場となる建設現場や工事現場、イベント警備(雑踏警備)の舞台となるイベント企画などが数多く中止となった」という部分でしょう。
特に「コロナ」影響下初年度となった2020年や、相次ぐ「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」によって多くの国民生活が犠牲となった2021年においては、これらの「工事・イベント中止」がかなり多くなったのも記憶に新しい所ですね。
では、これらの影響は3年目の今年も続くことになるのでしょうか?
いいえ、結論から言えば「その可能性は低い」と予想できます。
その理由としては、皆さんも実生活ですでに体感・実感されている通り、これまでの「一時的に経済活動を減らしたり、ゼロに近づけることでコロナの影響を抑えるという対策」が、数多くの人に「失敗だったと認識された」ためです。
実際に、この認識により「コロナの影響下であっても工事の実施・イベントの開催」に対する私たち国民の意識は以前よりも軟化しており、以前の「マスク警察」と呼ばれたような「強硬的な反対意見・行動」は鳴りを潜めつつあります。
しかし、やや寛容的になったとはいえ、これら「工事の実施・イベント開催中」における「関係者や周辺住民への配慮・クラスター化を防ぐ対策の実施」に関しては、より「厳しい目」が社会全体から向けられている状況です。
ですので、これらの「工事・イベントを実施・開催する側」もより「入念かつ徹底的なコロナ対策」について考えをめぐらせる必要があるでしょう。
シンプルに言うならば、今年2022年は『工事の実施・イベント開催』などにおいても「国民・民間の経済活動をできる限り保持したままのコロナ対策」にシフトしていくのではないでしょうか。
もちろん、そのような流れは、私たちグリーン警備をはじめとする警備業にとっても同様でしょうし、今後は私たちの社会全体が、よりこの流れを維持・継続する方向へ向かうと考えられますね。
■「コロナ禍」に対する警備業の「新しい取り組み」
現在の「コロナ禍」に対する警備業の取り組みとしては、さまざまな協会・団体により「警備業における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」にまとめられ、日々現場でも実施されています。
これらは、私たちグリーン警備をはじめとする警備業が、私たちの社会に住む人々の「生活基盤を維持・安定化させるために不可欠な労働者」すなわち「エッセンシャルワーカー」であることを踏まえた上で策定されています。
中でも、弊社サービスのメインとなる「2号警備(交通誘導警備・雑踏警備)」においては、
・不特定多数の人の近辺で業務を行う必要がある
・さまざまな備品を複数の警備スタッフが使用することが多い
・業務上、大きな声による誘導を行ったり、相手と近距離で会話せざるを得ない場合もある
などのシチュエーションが予想できるため、より入念な感染症対策が求められてきました。
ただ、さらなる「新しい取り組み」としては、
・手指等のアルコール消毒やマスク着用のさらなる徹底
・出勤前の検温の実施
・スタッフの体調管理の徹底
など、従来からある対策の強化の他、目新しい部分がないのが現状です。
しかし、大切なことは「私たちひとりひとりが、コロナに関する正しい情報を把握し、有効な対策を常に実践し続けること」であり、より確実に「感染リスクを下げる行動」を行うことに尽きる、ことでしょう。
おそらく、私たちグリーン警備をはじめとする警備業においても、今後必要となる「新しい取り組み」とは「有効的なコロナ対策を、入念かつ確実に実行し続ける」というものではないでしょうか?
■2022年が「脱コロナ元年」となれば?
さて、続いてはタイトル通り「2022年が脱コロナ元年となれば」というテーマでお話をしていきたいと思います。
単刀直入にいえば、この予想が実現した場合、これまで減少していた「工事・イベント」などがよりストレスなく実施・開催されることで、私たちグリーン警備においても「活躍の場が増える」すなわち「募集する人員が増加する」ことが考えられます。
当然、このような流れが本格化すれば、より多くの業務がグリーン警備にも依頼されることとなり、警備業全体においても非常に良い影響をもたらすことになるでしょう。
おそらく、そのような状況に社会全体が切り替わるには、しばしの時間が必要となるでしょうが、最短でも2022年後半ごろにはそのような好影響が見られるようになれば良いと、私たちグリーン警備も考えています。
ただ、前述したような「感染症対策」の一部は、前述のような好影響が出てきたとしても、そのまま「業務における常識・基本的なノウハウ」として残るはずです。
その理由のひとつは「脱コロナは一日など短い期間で実現するのではなく、徐々にリスクが減少して終息を迎える」ため。
そしてもうひとつは、これらの対策が「インフルエンザなど他の感染症防止にも有効であることが判明した」ためです。
ですので、繰り返しとはなりますが、現時点で行っている感染症対策は、今後の社会でも常識的なものになりますので、今のうちからしっかり慣れておきましょう。
■気になる「2022年以降の動き」とは?
私たちグリーン警備をはじめとする「警備業界」全体だけでなく、さまざまな分野・業界において重要な部分が「今後世の中がどうなっていくのか?」という所でしょう。
ただ、あくまで現在の状況から判断する上では、今後の「警備業界」は「明るい未来が待っている」という受け身の状態ではなく「自ら明るい未来を勝ち取りに行く」という姿勢が必要となり、そのためにはこれまでとは異なる「変化」が不可欠になる、と考えられます。
以前の当Blog記事でも「将来的には警備の仕事がAI化されるかも?」という記事をご紹介しましたが、このような「変化」が「新しい時代を勝ち取る上でのカギ」なのではないでしょうか?
とはいえ、こちらの記事をご覧の皆さんに安心していただきたいのは「仮に警備業がAI化されていったとしても、交通誘導警備や雑踏警備など『流動的に人や車の流れが変わる現場』においては、警備員という仕事がなくなることは決してない」という点です。
むしろ、例のような「AI化」など、従来の警備業の常識では通用しない仕事を実現するための「新しいタイプの人材が必要となる」ことが考えられます。
さらにいえば、こうした人材が、グリーン警備をはじめ警備業全体で引く手あまたとなり、求められる人材になっていくはずです。
ここで「私は平凡で、そんな大層なスキルは持ち合わせていないから」と思った人もいるかもしれません。
しかし、現在では、誰もがスマートフォンを駆使し、生活の現場でさまざまな技術・機器を使いこなせる時代ですので、例のような「AI化が進んだ警備の現場」においては、その経験が「業務に必要な機器を使用できる」というスキルにつながりますし、当然そのような「求められる人材」は「お給料」などの面でも「優遇される」ようになるはず。
このような将来をイメージいただいた、警備業未経験者の皆さん、もうすでにはじまって1ヶ月が経過しましたが、この2022年を皮切りにグリーン警備で「新しい時代の警備業とその発展」を体感してみませんか?
今回は、3年目を迎え、いよいよ正念場となる『コロナ禍』の中、貴重な『将来性が期待できる警備業』の2022年の展望をご紹介してきました。
もし気になった方は、未経験の方も多く活躍している、グリーン警備へ求人応募を検討してみませんか?