『交通誘導警備』の現場で重要な「一般の視点」とは?
2024年6月6日
これから『警備の仕事』を始めようと思っている方々に向けて、より詳細な「交通誘導警備の現場」を知っていただくために、『交通誘導警備』の現場で重要な「一般の視点」とは?と題し、さまざまな背景や注意すべき点などを詳しく解説していこうと思います。
では、早速最初のセクションから行ってみましょう!
■一般の人にとって、一番身近な『交通誘導警備』
当社が提供している『警備の仕事』の中でも最も人員数が多く、メインとなっているのが『交通誘導警備』です。
当ブログの過去回でも、何度も紹介している業務内容でもあり一般の方々との接点も多い業務とも言えます。
その理由は、建設・工事現場など「一般市民が社会生活を送る上で欠かすことが出来ないシチュエーションと密接な関係を持つから」だと思います。
今まで一度も「建設・工事現場付近を通行、車で走行したことがない」という方はいないのではないか?と思われるぐらい、「交通誘導警備の現場」は数多く存在しています。
もちろん、一般の方が「工事現場の中へ頻繁に出入りする」わけではないのですが、これから『警備の仕事』をはじめようと考えている方のほとんどが、必ずと言っていいほど「その現場・風景」を少なからず体感しているはずです。
勘の良い方ならすでにおわかりの通り、これらの体験・経験は、これから『交通誘導警備』業務を始めるにあたり、貴重な「ヒント」になる場合もあります。
運良く「適切なサービスを遂行している警備」を体感できている方ならば、その記憶をたどって、自身の仕事に生かすことができますし、あまり考えたくはありませんが、通行する際に不満を感じた経験を持つ方ならば「反面教師」として生かすことも可能でしょう。
『交通誘導警備』の仕事は一般の方々と接点を持つ機会が多い業務のため、時には物腰柔らかく、笑顔で対応することも非常に大切ですし、それだけ集中力やコミュニケーション能力が問われるやりがいのある仕事だとも言えます。
■誰しもが体感できる「歩行者の立場」
では、さっそく『交通誘導警備』で接点を持つ立場の方々が、どんなことを考えているのか?についてご紹介していきましょう。
代表的な例をまとめてみました。
- ポジティブな感想の例
・安全が確保されていて安心:
「警備員が誘導してくれるおかげで、安心して歩ける。」
・スムーズな誘導への感謝
「歩行する道が分かりにくい工事現場でも、警備スタッフからの指示があったおかげでスムーズに通行できて助かった。」
- ネガティブな感想の例
・指示が分かりにくい
「警備員の指示が曖昧で、どっちに進めばいいのか迷ってしまった。」
・待ち時間が長い:
「信号待ちの際に長時間、手際の悪い誘導で待たされイライラした。」
では、もし自分が「歩行者の立場」であったなら、どのような点に注意すべきでしょうか?
こちらも以下にまとめてみました。
1.警備員の指示に従う
警備員の指示通り道を利用すること。特に、横断歩道や指定された歩道を利用して安全に移動することが重要です。
2.周囲の状況を確認する
工事現場周辺では工事車両や作業員がいる可能性が高いので、注意深く周囲の状況を確認し、視界が悪い場所では特に注意することが必要となります。
3.イヤホンやスマートフォンの使用を控える
音楽や通話に気を取られず、警備員により重要な指示や周囲の音に注意を払うことが重要です。
■できれば体感しておきたい「ドライバー・ライダーの立場」
今度は、免許や運転などが必要となるため、歩行者よりも実例が少ない「ドライバー・ライダーの立場」ならどうなるでしょうか?
まとめると以下のようになると考えられます。
- ポジティブな感想
・安全性が向上して安心
「警備員がいるおかげで安全に通行できて安心です。」
・スムーズな交通の流れへの感謝
「渋滞が多い工事現場でも、警備員の誘導でスムーズに通行できた。」
- ネガティブな感想
・不便を感じる
「誘導が下手だと普段よりも、通行に時間がかかってしまって不便です。」
いかがだったでしょうか?
一般の方の立場を理解することで、どのような誘導や対応が必要になるのかはもちろん、これまでの自身の体験を思い出すきっかけにもなるでしょう。
■一般の方々の立場を再確認して「警備の仕事」を始めよう!
最後のセクションでは、ここまでの内容を踏まえて、今後、実際に自分が『交通誘導警備業務を行う側』に立った場合、どのような点に注意して対処すべきかを考えてみましょう。
最も重要なポイントは、「行動や言動対応などから、一般の方々が『指示や誘導に協力しよう』という気持ちを抱くように立ち振る舞う」という所に尽きるでしょう。
前述したように、一般の歩行者やドライバーの方々は、警備スタッフの指示や誘導により「安全な通行が確保されている」と考えている方が多いです。
そして、このような「警備スタッフへの信頼感」が積み重なっていけば、より多くの方々が指示や誘導に対し「積極的に協力しよう」という気持ちを持っていただけるのではないでしょうか?
では、多くの方々に「警備スタッフへ信頼感」を感じてもらうために、具体的にはどうすれば良いのでしょうか?
それは、「指示や誘導が常に的確でキビキビと動くようにし、対人面では人当たりが良くやわらかい対応を心がける」ようにすると良いと思います。
また、「自分自身がどんな人に対して安心や信頼を感じるか?」を考えた上で、あえて「想像した人物と同じように振る舞ってみる」ことをおすすめします。
おそらく、皆さんの身近にも「こんな人なら安心や信頼を感じられる」という方がいると思いますので、もし該当する方がいらっしゃる場合は、ぜひ参考にしてみてください。
この他にも、当ブログの過去回では「コミュニケーション能力」に関連した記事をご紹介していますので、興味が湧いた方は以下のリンクからご覧ください。
■まとめ:歩行者やドライバーとの接点も?グリーン警備保障の仕事をはじめよう!
さて、皆さん、今回の『交通誘導警備』の現場で重要な「一般の視点」とは?は、いかがでしたか?
日常生活の中で、1日1回は『交通誘導警備が実施されている現場に遭遇する』という方も多いのではないでしょうか?
それぐらい身近な存在だからこそ、これから『警備の仕事』をはじめよう!と考えている皆さんにとって、過去の体験や経験を改めて思い出してもらい、業務に臨むようにすることが「もっとも有効な対策」になるはずです。
当記事をきっかけに当社のお仕事が気になった方は、未経験者でも働きやすい、グリーン警備保障へのご応募を検討してみてはいかがでしょうか?